Lot.3005LTD Vol.6
およそ2年半ぶりの更新となるフラットヘッドの3005LTDです。
ウエアハウスのDD10(ノーザンキャル)の穿き込み開始に伴いサブジーンズとなっていましたが、今年の3月にDD10をリペアに出したタイミングで久々に穿き込みましたので途中経過を更新します。
穿き込みの時間としましては通算で約1年半。
洗濯の回数は計8回程。
平日は通勤時と帰宅後、休日は終日という穿き込み時間ですが、夏場は通勤時以外あまり穿いていた記憶がありません。
毎度のことですが、写真を貼り付けながら更新していきます。
(小さい画像はクリックで拡大します)
フロント
実物よりも少し濃淡が強く、そして黒味の強い写真写りになりましたが、およそこの様な状態です。
バック
こちらもフロント同様、実際よりも濃淡が強く、黒味の強い写りになっていると思います。
撮りなおしが面倒なのでそのまま貼り付けました。
拡大写真
前後の拡大写真は参考までに貼り付けてみました。
革パッチ
乾燥機はほぼ使わないのですが、急ぎで乾燥させる必要があった際にこんなことになってしまいました。
革パッチの縮みは個人的に好まないので、乾燥機を何度か開けて様子を見てはいたのですが油断しました。
バックポケット
赤タブは丸まり、パッカリングも目立ってきましたが、財布を入れている影響で生地とステッチのダメージも目立ってきました。
スソ
あえて修理はしていませんが、スソのチェーンステッチも限界ですね。
生地の色味はこの写真が一番実物に近いです。
ハチノス
相変わらずハチノスはメリハリがありませんが、ハチノスにあまり興味の無い人なので気にはなりません。
他社のXXタイプよりもタイトなシルエットなのでハチノスは定着しやすいのかもしれませんが。
ボタンとリベット
少しずつ変化が出てきたパーツをおまけとして。
縫製糸もいいかんじで退色してきています。
生地感
フラットヘッド特有の縦落ちです。
およそ1年半穿いてみた初めてのフラットヘッドのジーンズ。
シルエットと生地がオリジナルすぎて個人的にはとてもレプリカ(最近は忠実な復刻に昔ほどのこだわりはありませんが)とは言えないのですが、スッキリと着こなしたい方は好きなのかもしれません。
縦落ちがわざとらしい程の生地なので、これは好みがわかれると思われます。
インシームのパッカリング等、なかなかと思わせる部分もありますが、おそらくこれが最初で最後のフラットヘッドのジーンズになるのではないかというのが感想。
直営店にリペアをお願いするとそれなりの金額になってしまうところが個人的に痛いです。
来月からは新しいジーンズを穿き込むので、再度このジーンズはサブになりますが、遠い将来変化があればまた更新する日が来るかもしれません。
ウエアハウスのDD10(ノーザンキャル)の穿き込み開始に伴いサブジーンズとなっていましたが、今年の3月にDD10をリペアに出したタイミングで久々に穿き込みましたので途中経過を更新します。
穿き込みの時間としましては通算で約1年半。
洗濯の回数は計8回程。
平日は通勤時と帰宅後、休日は終日という穿き込み時間ですが、夏場は通勤時以外あまり穿いていた記憶がありません。
毎度のことですが、写真を貼り付けながら更新していきます。
(小さい画像はクリックで拡大します)
フロント
実物よりも少し濃淡が強く、そして黒味の強い写真写りになりましたが、およそこの様な状態です。
バック
こちらもフロント同様、実際よりも濃淡が強く、黒味の強い写りになっていると思います。
撮りなおしが面倒なのでそのまま貼り付けました。
拡大写真
前後の拡大写真は参考までに貼り付けてみました。
革パッチ
乾燥機はほぼ使わないのですが、急ぎで乾燥させる必要があった際にこんなことになってしまいました。
革パッチの縮みは個人的に好まないので、乾燥機を何度か開けて様子を見てはいたのですが油断しました。
バックポケット
赤タブは丸まり、パッカリングも目立ってきましたが、財布を入れている影響で生地とステッチのダメージも目立ってきました。
スソ
あえて修理はしていませんが、スソのチェーンステッチも限界ですね。
生地の色味はこの写真が一番実物に近いです。
ハチノス
相変わらずハチノスはメリハリがありませんが、ハチノスにあまり興味の無い人なので気にはなりません。
他社のXXタイプよりもタイトなシルエットなのでハチノスは定着しやすいのかもしれませんが。
ボタンとリベット
少しずつ変化が出てきたパーツをおまけとして。
縫製糸もいいかんじで退色してきています。
生地感
フラットヘッド特有の縦落ちです。
およそ1年半穿いてみた初めてのフラットヘッドのジーンズ。
シルエットと生地がオリジナルすぎて個人的にはとてもレプリカ(最近は忠実な復刻に昔ほどのこだわりはありませんが)とは言えないのですが、スッキリと着こなしたい方は好きなのかもしれません。
縦落ちがわざとらしい程の生地なので、これは好みがわかれると思われます。
インシームのパッカリング等、なかなかと思わせる部分もありますが、おそらくこれが最初で最後のフラットヘッドのジーンズになるのではないかというのが感想。
直営店にリペアをお願いするとそれなりの金額になってしまうところが個人的に痛いです。
来月からは新しいジーンズを穿き込むので、再度このジーンズはサブになりますが、遠い将来変化があればまた更新する日が来るかもしれません。
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テーマ : アメカジ - ジャンル : ファッション・ブランド
Matthews(マシューズ)
9月上旬、一通のハガキが届きました。
Matthews American Clothing Storeと書かれたそのハガキを見ると、ウエアハウス代官山店、恵比寿店、町田店で店長をされていた松下さんからのメッセージが。
以前、原宿で会った際に、いつか何かやりますのでと言っていたのですが、ついに形になった様です。
18日の開店日には都合がつかないので19日に遊びに行ってきました。
お店の様子はマシューズさんのブログやウエアハウスのブログにも載っていたので割愛しますが、居心地のいい空間にゴリゴリのヴィンテージ路線ではなく、オーソドックスなアイテムがメインに陳列されています。
アイテムはこれから増えていくそうですが、現在は松下さんの私物が多く、ブーツ、衣類と見ていて楽しめます。
カウンター前にイスなんて置いたら長居してしまいそうな、そんなお店です。
あまり行くことの無い横浜ではありますが、近くに行ったら寄るであろうお店になりました。
帰り道はせっかくなのでJRのグリーン車で旅気分。
ノベルティで頂いたグラス、使い勝手が良さそうですが、当分飾っておくことになりそうです。
Matthews (マシューズ)
http://matthews-yokohama.seesaa.net
Matthews American Clothing Storeと書かれたそのハガキを見ると、ウエアハウス代官山店、恵比寿店、町田店で店長をされていた松下さんからのメッセージが。
以前、原宿で会った際に、いつか何かやりますのでと言っていたのですが、ついに形になった様です。
18日の開店日には都合がつかないので19日に遊びに行ってきました。
お店の様子はマシューズさんのブログやウエアハウスのブログにも載っていたので割愛しますが、居心地のいい空間にゴリゴリのヴィンテージ路線ではなく、オーソドックスなアイテムがメインに陳列されています。
アイテムはこれから増えていくそうですが、現在は松下さんの私物が多く、ブーツ、衣類と見ていて楽しめます。
カウンター前にイスなんて置いたら長居してしまいそうな、そんなお店です。
あまり行くことの無い横浜ではありますが、近くに行ったら寄るであろうお店になりました。
帰り道はせっかくなのでJRのグリーン車で旅気分。
ノベルティで頂いたグラス、使い勝手が良さそうですが、当分飾っておくことになりそうです。
Matthews (マシューズ)
http://matthews-yokohama.seesaa.net
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大江洋服店 Lot.4401XX Vol.1
前回の記事で触れた新カテゴリーを作り10月から穿き込みを開始するジーンズ。
大江洋服店さんの4401XXをカスタマイズしたジーンズとなるのですが、結婚1周年となる2010年10月11日から穿き込みを開始するために仕上げていただいたジーンズです。
話を煮詰めるのに半年程度お付き合いいただき感謝感謝です。
大江洋服店さんのことはホームページやブログを見ていただくとして、日々進化する、そして情熱溢れる二人が作り上げるジーンズを今回手に入れることが出来ました。
まず4401XXですが、「44」これが生地番号で「01」がXXタイプのシルエットを意味します。
以前の記事で写真だけ紹介したのが「44」番生地なのですが、こちらはブロークンデニム、しかも生のブロークンデニムということで非常に珍しいのではないかと思います。
今回このジーンズを依頼するにあたって大江洋服店さんにお願いしたのは以下の通り。
・Lot.4401XX(44番ブロークンデニム+01XXモデル)
・パッチ3個
右側→革パッチ
左側→布パッチ
右バックポケット → ラングラータイプパッチ(OOE刻印入り)
・サイズタグ 革パッチ下部
・ユニオンチケット 場所任意
・クロッチリベット
・バックポケット補強(当て布全面・中央に黒で平行にステッチ)
・バックポケット隠しリベット → 表側打ち抜きリベットの先端潰し
・ウォッチポケットカスタム
・赤タブ2個縦列
・アウトシームはうねりで適当に縫う
・LEE型シンチバック(取り付け位置はベルトにかからないあたり)
・センターベルトループオフセット
・ベルトループ7本
・リベット(大江洋服店刻印入り)
写真を使いながら細部を見ていこうと思います。
(小さい写真はクリックすると大きくなります)
まずは全体から。
次にバックの拡大写真。
昔から7,5,3は縁起のいい数字と言われていますし、奇数は割れないので冠婚向きとされます。
パッチが3つ、フロントのボタンが5つ、ベルトループが7つ。
これで七五三を表しているのが今回のジーンズです。
個々に細部を取り上げていきます。
パッチを拡大。
左ポケットの裏にはユニオンチケットです。
LEEタイプのシンチバック、使いやすさを考えてベルトループの下に取り付けていただき、ベルト装着時に重ならない様にしました。
左右を繋ぎ止めた状態は、夫婦が結ばれている的な発想です。
赤タブ
2人(夫婦)をイメージして2つ取り付けていただきました。
こちらはカスタマイズしていただいたウォッチポケット。
メールや電話では説明が難しいので、こんな絵をメールで送ってみました。
完成したウォッチポケットはイメージ通りでした。
特徴的な部分を見ていただきましたが、もう少し写真を貼り付けます。
・リベットの先端を潰し
・クロッチリベット
・ボタン
・ミミ
ミミは大江洋服店さんのブログに以前書かれていた「適当に上手に雑に」縫っていただきました。
パーツ、そして細部まで色々と注文させていただいたのですが、仕上がりは完璧。
オートメーション化による大量生産を可能にしているジーンズメーカーには絶対に出来ないであろう顧客のニーズに応えた受注生産。
距離の問題があれ丁寧な対応で応じてくれるその姿勢は素晴らしいの一言です。
こちらのジーンズ、月一程度の間隔(自信無いけど)で更新していきたいと思います。
ヴィンテージのラングラーで見たことのあるブロークンデニムは荒々しい縦落ち感でしたが、このジーンズがどの様に変化していくのか非常に興味のあるところです。
大江洋服店さんの4401XXをカスタマイズしたジーンズとなるのですが、結婚1周年となる2010年10月11日から穿き込みを開始するために仕上げていただいたジーンズです。
話を煮詰めるのに半年程度お付き合いいただき感謝感謝です。
大江洋服店さんのことはホームページやブログを見ていただくとして、日々進化する、そして情熱溢れる二人が作り上げるジーンズを今回手に入れることが出来ました。
まず4401XXですが、「44」これが生地番号で「01」がXXタイプのシルエットを意味します。
以前の記事で写真だけ紹介したのが「44」番生地なのですが、こちらはブロークンデニム、しかも生のブロークンデニムということで非常に珍しいのではないかと思います。
今回このジーンズを依頼するにあたって大江洋服店さんにお願いしたのは以下の通り。
・Lot.4401XX(44番ブロークンデニム+01XXモデル)
・パッチ3個
右側→革パッチ
左側→布パッチ
右バックポケット → ラングラータイプパッチ(OOE刻印入り)
・サイズタグ 革パッチ下部
・ユニオンチケット 場所任意
・クロッチリベット
・バックポケット補強(当て布全面・中央に黒で平行にステッチ)
・バックポケット隠しリベット → 表側打ち抜きリベットの先端潰し
・ウォッチポケットカスタム
・赤タブ2個縦列
・アウトシームはうねりで適当に縫う
・LEE型シンチバック(取り付け位置はベルトにかからないあたり)
・センターベルトループオフセット
・ベルトループ7本
・リベット(大江洋服店刻印入り)
写真を使いながら細部を見ていこうと思います。
(小さい写真はクリックすると大きくなります)
まずは全体から。
次にバックの拡大写真。
昔から7,5,3は縁起のいい数字と言われていますし、奇数は割れないので冠婚向きとされます。
パッチが3つ、フロントのボタンが5つ、ベルトループが7つ。
これで七五三を表しているのが今回のジーンズです。
個々に細部を取り上げていきます。
パッチを拡大。
左ポケットの裏にはユニオンチケットです。
LEEタイプのシンチバック、使いやすさを考えてベルトループの下に取り付けていただき、ベルト装着時に重ならない様にしました。
左右を繋ぎ止めた状態は、夫婦が結ばれている的な発想です。
赤タブ
2人(夫婦)をイメージして2つ取り付けていただきました。
こちらはカスタマイズしていただいたウォッチポケット。
メールや電話では説明が難しいので、こんな絵をメールで送ってみました。
完成したウォッチポケットはイメージ通りでした。
特徴的な部分を見ていただきましたが、もう少し写真を貼り付けます。
・リベットの先端を潰し
・クロッチリベット
・ボタン
・ミミ
ミミは大江洋服店さんのブログに以前書かれていた「適当に上手に雑に」縫っていただきました。
パーツ、そして細部まで色々と注文させていただいたのですが、仕上がりは完璧。
オートメーション化による大量生産を可能にしているジーンズメーカーには絶対に出来ないであろう顧客のニーズに応えた受注生産。
距離の問題があれ丁寧な対応で応じてくれるその姿勢は素晴らしいの一言です。
こちらのジーンズ、月一程度の間隔(自信無いけど)で更新していきたいと思います。
ヴィンテージのラングラーで見たことのあるブロークンデニムは荒々しい縦落ち感でしたが、このジーンズがどの様に変化していくのか非常に興味のあるところです。
テーマ : アメカジ - ジャンル : ファッション・ブランド
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